2022.2.3 歯科9学会の共同声明 加熱式タバコに関する注意喚起
口腔9学会合同脱タバコ社会実現委員会は1月7日、新型タバコ、とくに加熱式タバコに関する注意喚起として共同声明を発表した。
口腔9学会合同脱タバコ社会実現委員会とは、日本顎顔面インプラント学会と日本口腔インプラント学会、日本口腔衛生学会、日本口腔外科学会、日本口腔腫瘍学会、日本口腔内科学会、日本歯周病学会、日本有病者歯科医療学会、日本臨床歯周病学会といった歯科の9学会によって構成された委員会である。
2019年の国民健康・栄養調査によると、喫煙者の4人に1人が加熱式タバコ(アイコス、プルーム・テックなど)を使用しているという。また、このうちの約24%が紙巻きタバコ(マールボロ、メビウスなど)との併用者とのこと。
しかし、タバコ会社による広告やプロモーションの中には、「加熱式タバコは安全である」と誤認させるような事例があることから、委員会は、国民の口腔と健康を守る専門家として看過できないと判断した。そして今回、加熱式タバコ等新型タバコについての注意喚起情報を参加学会の会員に提供する運びとなった。
今回は、その注意喚起情報についてお伝えする。
- カテゴリー
- ブログ