2023.2.13 「動物も歯が命」 小児歯科医が見た動物たちの口の中
弁当作りを通じて子どもたちを育てる取り組み「子どもが作る弁当の日」に関わる大人たちが、自炊や子育てを取り巻く状況を見つめる連載コラム。長年動物たちの健康を歯から見つめる小児歯科医の岡崎好秀さん(通称おかどん)の動物たちの歯についての話―――。 中国3千年を誇る人相学に、面白いことが書かれていました。 額は初年運を表します。「額の広い子どもは、将来賢くなる」とよく言います。目から鼻は中年運を表します。中年は人生において一番仕事のできる時期なので、目が輝いているかどうかを見るのでしょう。 一方、口元は晩年運を表すのです。年を取っても噛める歯があれば、老いてますます意気盛ん…ということなのです。硬い食べ物しかなかった古代人にとっては、まさに「歯が命」であったのでしょう。現代では、歯科医院での定期健診で噛める歯を維持できれば、晩年運はOKといえるのかもしれません。
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