2023.5.10 歯のかみ合わせ「一部分が高く感じる」 違和感を訴える歯科受診者増加 精神的苦痛からうつ状態になることも
歯をかみ合わせたときに「一部分が高く感じる」「一部の歯がひっかかる感じ」などかみ合わせの違和感を訴え、歯科を受診する人が増えているという。さまざまな原因や歯科での対策について、解説する。
歯科医院で歯と歯の間に紙(咬合紙)を挟まれ、「かんでみてください。高くないですか?」と言われたことがあるだろう。
これはかみ合わせのチェックと調整だ。むし歯や歯周病などで歯を失ったり、欠けてしまった部分を補う詰めもの(充填物)やかぶせもの、ブリッジなどの補綴治療後に欠かせない処置である。
神奈川歯科大学病院総合診療科特任教授の玉置勝司歯科医師はこう話す。
「かみ合わせがよくないと、よくかめないほか、歯や顎関節、咀嚼筋に不快な症状が出たり、肩こりや頭痛、イライラするなど精神的な症状があらわれることがあります。補綴治療ではかみ合わせが高くなるので、調整は必ず必要です」
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