2021.3.22 身元特定にデータベース化を 歯科医師の震災10年(後編)
【東日本大震災10年プロジェクト つなぐ、つながる】 亡くなった人と行方不明者が2万2000人を超えた東日本大震災では、身元が分からない犠牲者の「名前」を取り戻し、家族のもとに帰そうと新潟の歯科医師たちも奮闘しました。ただ、歯による身元の特定作業では、課題も浮き彫りになっています。 ※前編<遺体の名前を取り戻す>からの続き 東日本大震災から間もなく10年という4日、宮城県東松島市で1人の女性の身元が特定されました。奥山夏子さん(当時61歳)。職場から避難する途中、津波に巻き込まれたとみられています。 かっぽう着姿で見つかった奥山さんの遺体は、全身が白骨化していましたが、歯の治療痕などが決め手となりました。10年の時を経て、ようやく家族のもとに帰ることができたのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4d29c7adc5f3ffa1649620cf6dbf0a13be6b5d8
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