2022.8.26
超高齢化社会における歯科の役割
~口腔ケアによる誤嚥性肺炎の予防~
私が勤務する大阪の堺平成病院は障害者病棟60床等を含む全296床の病床を持ち、患者層は外来・入院ともに高齢者が中心です。私は病院内の歯科で約20年にわたり診療を行っており、現在は6人の歯科衛生士と協力しながら虫歯や歯周病治療、抜歯や義歯作製・調整などに加え、入院患者に対する口腔(こうくう)ケア等、口腔領域全般に対応しています。寝たきりで歯磨きを自分でできない患者や、誤嚥(ごえん)性肺炎の治療を受けている患者も少なくありません。
今回は、一般的な誤嚥性肺炎等に対する解説から、当院歯科で行っている具体的な予防策や口腔ケアの取り組み等について述べていきたいと思います。
◇誤嚥性肺炎とは
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